日本三名泉の一つに数えられている下呂温泉。
最高の泉質を楽しみに計画を立てているけれど、ネットで「下呂温泉 車 危ない」という文字を見て不安になっていませんか?
特に、冬場の積雪の現在がどうなっているのか、現地の道路状況は初心者でも大丈夫なのか、下呂温泉は車か電車かのどちらで行くのが正解なのか、悩みは尽きないですよね。
そこで、この記事では、私の経験をもとに現地のリアルな通行事情とリスクを回避するコツを詳しくお話しします。
この記事で分かること
- 現地の最新道路状況を確認する方法
- 国道41号線を初心者でも安全に走るコツ
- 温泉街特有の狭い道への対処法
- 冬の凍結リスクと旅行するために必須の装備品
- 車と電車のメリットデメリット
下呂温泉へ車で行くのが危ないと言われる道路の現状について

下呂温泉へのドライブは景色も良くて最高なのですが、山間部特有の地形ゆえに「走りやすさ」については一筋縄ではいかない部分があるんです。
そのため、まずは基本となる道路のリアルな姿を見ていきましょう。
下呂温泉の道路状況を把握しトラブルを未然に防ぐ
下呂温泉へのアクセスは、名古屋方面からは国道41号線、中津川方面からは国道257号線を使うのが一般的となっています。
どちらもよく整備されていますが、山の間を縫うように走るため、急なカーブやトンネルが連続する区間が非常に多いのが特徴です。
そして、特に雨の日や霧が出やすい日は、視界が悪くなるだけでなく、路面が滑りやすくなるため、「思った以上にハンドルを取られる」と感じることもあるかもしれません。
また、観光シーズンには他県ナンバーの車も多く、慣れない道で急ブレーキを踏む車も多くなっている印象です。
そのため、「余裕を持った車間距離」こそが、トラブルを防ぐ最大の武器になりますよ。
なお、事前に現地の情報をチェックしておくのも忘れずに行いましょう。
(参照元:岐阜県公式ホームページ「岐阜県道路規制情報」)
国道41号線を走行する大型トラックへの対処法
下呂へのメインルートである国道41号線は、中京圏と北陸を結ぶ「物流の動脈」としての側面を持っています。
そのため、平日・休日を問わず、巨大なトレーラーや大型トラックが非常に高い頻度で行き交っているんです。
これが、下呂温泉に車で行くのは危ないと感じる大きな要因の一つになっていますね。
また、大型車は車体が大きいため、カーブでセンターラインギリギリを走行してくることもありますし、後ろにピタリとつかれると独特の圧迫感を感じるものです。
しかし、彼らは仕事で走っているプロなので、無理に競おうとせず、登坂車線やゆずり車線が出てきたら迷わず左に寄って、先に行かせてしまいましょう。
そのほうが、精神的にもずっと楽に、安全に下呂までたどり着けますよ。
温泉街の狭い道でのすれ違いや接触事故の回避策
無事に下呂に到着しても、まだ気を抜かないでください。本当の難所は「温泉街の中」に隠れているんです。
特に、老舗旅館が集まる湯之島地区などは、古き良き街並みを残している反面、道幅が非常に狭く、軽自動車同士でもすれ違いがやっとという箇所が点在しています。
さらに、温泉街は歩行者優先のエリアとなっているため、浴衣姿で散策を楽しむ観光客の皆さんは、旅の開放感もあって車の接近に気づかないことも多いんです。
特に、曲がり角や「足湯」の周辺などは、歩行者が急に飛び出してくる可能性を常に考えて、徐行を徹底しましょう。
また、カーナビに頼りすぎると、地元の人しか通らないような激狭な裏道に案内されることもあるので注意が必要ですよ。
冬の下呂温泉は車だと危ない?雪道のリスクと対策

冬の下呂は雪景色が本当に美しいのですが、車で行くなら「覚悟と事前準備」が絶対に必要です。
また、飛騨の冬を甘く見ると、取り返しのつかないことになるかもしれません。
下呂温泉の積雪状況を確認して装備を整える
飛騨地方の天気は、名古屋などの平野部とは全くの別物と考えたほうがいいですね。
朝は晴れていても、お昼過ぎには猛烈な吹雪になることも珍しくありません。
特に、積雪の現在状況を把握せずに山道に入ると、標高が上がるにつれて路面状況が急激に悪化し、「坂道でタイヤが空転して動けない」という最悪の事態を招く恐れがあります。
そして、下呂温泉街自体の標高は約200mほどですが、そこに至るまでの峠道はさらに標高が高くなります。
そのため、出発前には天気予報だけでなく、SNSなどで「#下呂温泉 #積雪」といったタグでリアルタイムの投稿を探してみるのも一つの手です。
また、雪道に慣れていない方は、「少しでも雪の予報があれば公共交通機関にする」という勇気ある決断も大切かなと思います。
さらに、下呂市では12月から3月にかけて、スノータイヤの装着を強く推奨しています。
たとえ、雪が降っていなくても、気温が低ければ路面は凍結するため、ノーマルタイヤでは行かないで下さいね。
飛騨川沿い特有の路面凍結やアイスバーンの注意点
雪道よりもさらに恐ろしいのが、路面が薄い氷で覆われる「ブラックアイスバーン」です。
下呂へと続く国道41号線は飛騨川に沿って走っているため、川からの湿気が路面に供給されやすく、冷え込む夜間から早朝にかけては路面がカチカチに凍りつきます。
そして、特に危険なのが、橋の上やトンネルの出入り口付近で、地熱が伝わらない橋の上は他の場所よりも早く凍ってしまうんです。
また、見た目はただの濡れたアスファルトに見えるので、スピードを出しすぎてスリップする事故が後を絶ちません。
そのため、外気温計が3度以下を示したら、路面は凍っているものと考えて、ブレーキやハンドル操作を慎重に行うようにしてくださいね。
| 凍結リスクが高い場所 | 理由 | おすすめの対策 |
|---|---|---|
| 飛騨川に架かる橋の上 | 上下から冷やされやすく凍りやすい | 橋に乗る前に十分減速する |
| トンネルの出口 | 急な路面状況の変化(乾燥→凍結) | 出口付近で急ブレーキをかけない |
| 山影のカーブ | 一日中日が当たらないため氷が残る | 日中でもスピードを落として進入 |
12月以降はスタッドレスタイヤが必須となる理由
「自分は運転が上手いから大丈夫」「四駆だからノーマルでも行ける」などという考えは、冬の下呂温泉では非常に危険ですよ。
たとえ、雪が積もっていなくても、氷点下になればノーマルタイヤのゴムは硬くなり、グリップ力を完全に失ってしまいます。
そして、坂道の途中で止まってしまったら、もう自分の力ではどうすることもできません。
また、立ち往生して道路を塞いでしまうと、除雪車の作業を妨げたり、他のドライバーを危険にさらしたりと多大な迷惑をかけてしまいます。
そのため、冬の飛騨路を走るなら、スタッドレスタイヤの装着は最低限のマナーと考えておいた方が良いです。
ただ、もしスタッドレスを持っていないなら、迷わずスタッドレス装備のレンタカーを借りるか、電車移動に切り替えましょう。
冬の飛騨路を車で走るためのマナー
- タイヤの溝が十分に残っているか確認する
- タイヤの空気圧を適正に調整しておく
- 解氷スプレーや雪かきスコップを積んでおく
- ウォッシャー液を寒冷地用に変えておく
下呂温泉へ車で行くのが危ない場合の代替え手段

「やっぱり運転は不安」と感じたあなた、それは正しい直感かもしれませんよ。
また、下呂温泉は無理に車で行かなくても、快適にたどり着ける手段がたくさんあるんです。
下呂温泉は車か電車かのどちらが良いか比較検討する
車で行くか電車で行くか、これは永遠のテーマですよね。
車のメリットは重い荷物を運べることや、道中の寄り道が自由なことですが、冬道のプレッシャーや渋滞のストレスは避けられません。
その一方で、電車の最大のメリットは、なんといっても「安全性と正確性」です。
特急「ひだ」に乗れば、名古屋駅から乗り換えなしで、ゆったりと車窓の景色を楽しみながら到着できます。
また、駅弁を食べたり、お酒を飲んだりできるのも電車ならではの楽しみですよね。
そこで、車の場合は燃料代、高速代、駐車料金がかかりますが、人数が多ければ一人当たりのコストは安くなります。
ただ、一人旅やカップルなら特急ひだの「自由席」や「早割チケット」をうまく活用することで、コスト面でも満足のいく旅になりますよ。
運転不要なバスや送迎サービスの賢い活用術
「電車は少し高いかな」という方には、直行バスという選択肢もあります。
名古屋駅などの主要ターミナルから下呂温泉へ向かう直行バスが運行されており、料金も電車に比べてリーズナブル。
そして、プロのドライバーが冬道も安全に運転してくれるので、私たちは車内でぐっすり眠っていても大丈夫なんです。
また、下呂駅に到着してからも、ほとんどの旅館が無料の送迎バスを運行しています。
そのため、重い荷物を持って坂道を歩く必要はありませんし、温泉街の中の狭い道も、宿のバスならスイスイ行けます。
そこで、まずは駅前の観光案内所で情報を集めてから、スマートに宿へ向かいましょう。
バスや送迎サービス利用のポイント
- 名鉄バスなどの直行便を早めに予約する
- 宿の送迎バスの時間を事前にチェックする
- 駅前からの「濃飛バス」で周辺観光へ向かう
- タクシーをうまく使って狭い道のリスクを避ける
宮峠トンネルの開通で向上したアクセスの利便性
下呂から高山方面へも足を伸ばしたいという方にとって、最大の懸念事項だったのが「宮峠」の難所でした。
急勾配と急カーブが続くこの峠は、冬場はスリップ事故の多発地点だったのです。
しかし、2020年に「宮峠トンネル」が開通したことで、この状況は劇的に改善されました。
これにより、高い峠を越える必要がなくなったため、冬季でも通行が非常にスムーズになり、事故のリスクも大幅に減ったんです。
これは、ドライブ派にとって本当にありがたいニュースですよね。
ちなみに、ネットの古い情報で「宮峠が危ない」と書かれていても、今は最新のトンネルを通れるので過度な心配はいりませんよ。
下呂温泉までの最安アクセスを徹底比較【実際に計算してみた】
ここまで読んで、「安全なのは分かったけど、費用はいくらかかるの?」と思った方も多いのではないでしょうか。
私は毎回、新幹線・在来線・高速バス・マイカー・レンタカーをすべて比較して、一番お得なルートを選ぶようにしています。
そこで今回は、名古屋発を例に、実際の費用目安をまとめてみました。
| 移動手段 | 往復目安(1人あたり) | 所要時間(片道) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 特急ひだ | 約9,000円 | 約1時間40分 | 安心・快適・雪でも安定 |
| 高速バス | 約6,000円 | 約2時間30分 | 最安だが本数少なめ |
| マイカー(平日) | 約6,000円(複数人も同額) | 約2時間 | ETC割引で安くなる |
| マイカー(土日) | 約5,000円(複数人も同額) | 約2時間 | 休日割引で最安クラス |
| レンタカー | 約14,000円〜(複数人も同額) | 約2時間 | 複数人なら割安 |
※料金は時期・予約状況・割引条件によって変動します。
特にマイカーの場合は、深夜割・休日割・ETCマイレージを組み合わせることで、電車より安くなるケースも多いです。
私は出発前に必ず、NAVITIME・Googleマップ・高速料金検索を使って、最安ルートを確認しています。
転勤族ランナー流・おすすめの選び方
- 雪予報あり → 電車・バス優先
- 2人以上・晴天 → マイカー有利
- 節約重視 → 高速バス+早割
- 観光重視 → レンタカー
このように、「安全性」と「費用」のバランスを考えて選ぶのが、失敗しないコツです。
とにかく安く行きたい人向け|下道・鈍行(各停)ルートも徹底比較
「できるだけ交通費を抑えて、その分を宿や食事に回したい」という方のために、高速を使わない下道ルートと在来線のみの鈍行ルートも比較してみました。
時間と体力をコストに変える“節約特化ルート”ですが、条件が合えばかなりお得になります。
| 移動手段 | 往復目安 | 所要時間(片道) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| マイカー(下道のみ) | 約3,000円〜(ガソリン代) | 約3〜4時間 | 最安だが疲労大・渋滞注意 |
| 在来線(鈍行のみ) | 約5,000円前後 | 約3時間 | 安定だが乗換が発生 |
下道ルートは、名古屋方面から国道41号線を中心に進む形となり、高速代がかからない分、ガソリン代だけで済むのが最大のメリットです。
ただし、信号・渋滞・大型トラックの影響を受けやすく、想定より1時間以上遅れることも珍しくありません。
一方、在来線ルートは「名古屋 → 美濃太田 → 下呂」などの乗り継ぎが基本となり、特急を使わない分かなり安く抑えられます。
読書やスマホ作業をしながら移動できるため、「時間はあるけど運転はしたくない」という方には向いています。
転勤族ランナー流・節約ルート活用のコツ
- 体力に余裕がある日は下道ルートを活用
- 悪天候・雪予報の日は無理せず公共交通機関
- 移動中も有効活用したいなら鈍行がおすすめ
- 連休・繁忙期は下道渋滞を必ず考慮する
このように、「安さ・時間・安全性・体力」のバランスを見ながら、自分に合った移動手段を選ぶことが、下呂温泉旅行を成功させる最大のポイントです。
まとめ
下呂温泉へのドライブは、しっかりとした準備と落ち着いた運転さえあれば、決して「不可能」なものではありません。
しかし、少しでも「雪道が怖いな」「大型トラックと並んで走るのは自信がないな」と感じるなら、無理をしないのが一番です。
旅行は楽しむためのものですから、移動でストレスを溜めては本末転倒になってしまいますから。
そのため、車で行くのが不安だという方は、今回は電車やバスを選んで、車窓からの景色を楽しみながら名湯を目指してみてはいかがでしょうか?
それもまた、下呂温泉を楽しむための方法だと思いますよ。
なお、正確な道路状況や最新の積雪情報については、必ず「国土交通省中部地方整備局」や「下呂市」の公式サイトなどで最終確認を行ってくださいね。

コメント